• 令和4年5月10日

三代宗家 瓜生田山櫻

  令和4年山櫻杯・師範競吟大会を終えて R4.5.8

競吟大会にご参加の皆さん、応援に駆けつけていただいた皆さん
有り難うございます。模範吟を披露してくださった先生方、そして長時間審査に携わっていただいた本部長先生方、役員を務めてくださった皆さん、本当にお疲れ様でした。有り難うございました。お陰様で無事審査を終了致しました。ご協力ありがとうございました。
 新型コロナウイルスの完全な終息を見ない中、昨年の義士祭、今年の初吟会・免状授与式そして、今日の競吟大会を開催できましたことは、偏に香雲堂吟詠会会員の皆様の日頃のご努力、ご協力の賜に他ならないと本当に有り難く、感謝申し上げる次第でございます。
コロナの禍いは香雲堂吟詠会にも多大な影響を及ぼしています。此の2年半で、体調不良、外出制限、高齢化など理由は様々ですが、多くの方が退会されています。
何より大きな声が出せない、詠えない。外出がためらわれ、みんなで集まれない、お稽古が出来ない。何にも出来ない、したくない。意欲の喪失です。
人と会い、詠い、聞き、話す。コミュニケーションの大切さを痛感しています。
でも、本来音楽は人を励ます物であり、歌は人の心に寄り添う物。今、コロナで疲れた人に、心にとても必要なアイテムです。詠うことを止めないでください。
 大きな声を出さなくても、声は保つことが出来ます、鍛えることが出来ます。静かに鍛える呼吸法があります。詩を読むことは出来ます。聞くことも出来ます。書くことも出来ます。そうすることで、詠うチャンスがやってきたら発表することを目標に、詩吟を楽しみましょう。
 座って出来る腹式呼吸の方法あります。
教本を広げましょう。音読しましょう。漢詩は難しい!ならば自分の感覚で、読んで何か良いな~と思う漢詩の内容を自分なりに想像しましょう。また、その簡約を読みましょう。簡約集は教本1集~3集まであります。簡約を読んで「なるほど」とか「え~」とか自分が感じていたことと同じでも違っていても良いんです。歴史的事実は1つ、作者の思いも1つですが、詩は感情です。そこから広がる想像、感覚は色々あって良いと思います。私もホームページの漢詩鑑賞に吟を入れて、その感想をちょこっと入れています。個性的らしいですけどね。
そして、良いな~と思った漢詩は書きましょう、そして詠いましょう。難しい節調にも挑戦しましょう。きちんと調べ、教えて貰って正確に覚えましょう。詠って詠って歌い込んで自分の宝にしましょう。そしていつの日か披露しましょう。自分の感想と一緒にもちろん普段のお稽古の吟も好き嫌い無くしっかり学んでください。多くを知り、詠うことは吟詠の基礎です。
会の中だけではなく、身近な処でも詠ってください。漢詩は難しいだろうと見ている人たちに、詩吟は難しいけど楽しいよと伝えてください。それでいろんな人に興味を持ってもらえたら、詩吟がもっと身近かに感じてもらえたら嬉しいです。
 コロナ禍の間は出来ませんでしたが、総本部では毎年夏に研修会を開いています。呼吸法、節調、和歌の詠い方、皆さんのご希望に添って研修内容を作っています。こちらも覗いてみてください。楽しいですよ。
 指導者の皆さんに1つお願いがあります。節調の細かいところ、中上や上の形のイとかロ、など見落としやすいところに、今一度留意してご指導をお願い致します。
 吟詠は声の高さや綺麗さだけで評価される物ではありません。詩を作る人の心とそれを表現する正確なメロディ、そして詠う人の健やかな心と体で奏でられる物だと思います。
長くなりましたが、今日競吟大会に参加された皆さん、なかなかお稽古が出来ない中、よく頑張って出場頂き、有り難うございました
これからも、健康に留意して楽しく詩吟を詠っていきましょう。
今日は良い一日を有り難うございました。

令和四年一月十二日
三代宗家 瓜生田山櫻

明けましておめでとうございます

 
今年は寅年。春の芽吹きの年だそうです。良いですね!
続けて「○十年ぶりの災害」に見舞われてきたここ数年、そろそろ明るい兆しが出てくるといいなと思います。
 「先ずは体力だ!」
と、最近物凄く感じるようになりました。
理想とまではいきませんが、思い描く自分に少しでも近づけるよう、
心も体も健やかな一年を過ごして行かなくては、と思っています。
新型コロナウイルスについてはまだまだ予断の許さない状況ではありますが、今まで通り予防に努め、しかしそればかりに囚われることなくポジティブに進みましょう。と・ら・ど・し…
  っても良い年に!
  ッキーな事が沢山!
  んなときにも
  吟を詠って
 笑ガオーで過ごしましょう!

一月九日に第八十七回初吟会平成4年度免状授与式を熊本市鶴屋百貨店東館七階大ホールにて開催しました。昇伝、昇格された皆さん、応援の皆さん約百名が集い、授与式、そして受者の皆さんの披露吟が行われました。感染対策のため合吟は取り止め、出入りの消毒やマイクの消毒、おしゃべりのない静かな、厳かな会式となりました。昇伝昇格の皆さん、これからの益々のご精進、宜しくお願い致します。本年も皆様のご健勝ご多幸を祈念致しております。
                

  

以下 令和3年(2021年)


三代宗家瓜生田山櫻

台風一過
早や立秋を迎えました
 八月七日 ささやかではありますが
父旭山櫻の三回忌を無事行うことが出来ました
家族一同 感謝申し上げます
 今年 父の命日九月二十一日は丁度仲秋の名月です
お天気が良ければ十五夜のお月様が見えるでしょう
教本一集上巻四二七頁に父旭山櫻の
「月に対して人を思う」という詩があります 
在りし日の父の姿を思い出して頂けたらと思います
  合掌
  令和三年八月
 

緊急のお知らせ
                          令和3年5月11日(火)

                          香雲堂吟詠会総本部
 緊急のご連絡です。
五月十六日に開催を予定しておりました「山櫻杯・師範競吟大会」及び「瓜生田旭山櫻三回忌追悼献花式」は、新型コロナウイルスの影響により 中止 することと相成りました。
(三回忌追悼献花式については日を改めてご案内致します)

 ご準備、お稽古を重ねてこられた皆様には大変申し訳なく、
重々お詫び申し上げます。
 四月中頃まで、熊本での新型コロナウイルス罹患者は非常に減少傾向にあり、これならば、万全の対策をして大会の開催が出来るものと、準備を致しておりましたが、連休、また連休明けには100人を超す感染者が出てしまい、なかなか収まる傾向が見られず、県内での緊急事態宣言と、蔓延防止等重点措置の検討が為される状態となってしまいました。
吟のお稽古も、吟じること自体も自粛傾向が強まっていますが、
香雲堂自体では、そのことが原因でコロナに感染した方は一人も出て居りません。
が、もしも、のことを考えると、命が何より大切です。
元気であれば明日があります。
 何卒ご了承頂きますよう、宜しくお願い致します。
 ワクチンが行き届き、安心して吟を楽しめるようになり次第、
また皆さんと賑やかに会が出来ますことを願っております。
どうぞ呉々もお体大切に、健やかにお過ごし頂きますように。

 

2022年1月13日
トップページ2022年行事予定、つれづれなるままに~活動報告更新致しました
2020年4月29日
漢詩鑑賞のページを追加
2020年4月27日
ホームページリニューアル
2019年1月3日
今年の予定を更新しました。
youtubeinstagramページをご紹介します。
2017年4月2日
動画ページを公開しました
2017年4月1日
今年の予定を更新しました
宗範日誌のページを変更しました
2014年1月12日
今年の予定を更新しました
各本部の紹介(本部長名など)を更新しました。
2013年1月14日
今年の予定を更新しました。
2012年1月22日
2012年の予定を更新しました。
漢詩教室・書道教室のページを公開しました。
メール送信 復旧しました。ご迷惑をおかけしました。
2011年9月24日
ホームページリニューアル(一部見られないページがあります)

会社名
有限会社 香雲堂吟詠会
住所
〒860-0862
熊本県熊本市北区
黒髪7丁目150番地
電話
096-339-4217
(時間 9:30~15:30)
担当
瀬﨑
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